今日からはタイトルも一新、私が20年間やってきたグローバルマーケティング/広告について書いていきたいと思います。ここ数年「ガラパゴス化」や「黒船来襲」がキーワードになっているようですが、実際に日本で外資系企業がどういう仕事をしているのか、日本の企業が海外でどういう仕事をしているのか、海外の現場はどうなっているのか、という実際の体験談を書いてみようと思います。
私が某外資系広告会社に入ったのは1989年、まさにバブル絶頂のときです。先日『赤プリ閉館』のニュースがあったとき、ツイッター上で『赤プリ』がどういう存在だったのかも、バブル時代の世の中のイメージも浮かばない、という広告業界の方がいらっしゃいました。結構びっくりしたのですが、まぁ、普通に考えると今の世の中からは到底想像がつかないことが平気で起こっていました。
一晩で何十万円使ったとか(残念ながら私じゃありません)、単にバブル時代をよかったと回顧するのは簡単ですが、そこからは何も生まれません。ただ、そこから起こったことを考察し、20年の変化をきちんととらえることで、次の一手が見いだせると思います。
私はマスコミ・広告業界には大体5年単位で大きな変化が起こり、それに伴って構造変化をしなくてはならなかったのを、先送りにしていたところにリーマンショックが起こったて今の状態になった、というのが実際のところではないかと思います。
0. バブル以前の『自然成長期』 (毎年のように日本に進出する企業の広告需要が増え、広告スペースが限られている売り手市場の時代)
1. バブル最中の『拡大期』 (あり余るおカネと組織の拡大)
2. windows 95 発売に伴う『IT化』(PCの普及、仕事のデジタル化)
3. 2000年前後のITバブルと『ネットワーク化』(仕事のボーダーレス化・グローバル化が加速)
4. ITバブル崩壊後の停滞と『みせかけ好景気』(売り上げは伸びているが実感が乏しい)
5. リーマンショックと『パニック期』(現在進行中)
次回以降、具体的にそれぞれの時代でどういうことが起きていたのか、国内にある外資系企業、海外に進出している日本企業との仕事、起きていたことを書いていきたいと思います。
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