2010年6月16日水曜日

2005年以降、「バナー広告の買い付けから、トータルなコミュニケーション提案へ茨の道」

本題に戻ります。2000年以降、Yahoo等のネット系企業が躍進しても、業界内には危機感はありませんでした。「金額の小さい媒体が増えた」という程度の認識だったのです。

従来の媒体社は特に本質的な対応は取らず、代理店もレップを共同で作ってバナー等のスペースを仲介するというビジネスモデルで乗り切ろうとしていました。

今から考えるとこれは時代に乗り遅れたということになるのですが、当時の経営判断としては妥当だったかもしれません。

販売の金額単位が小さく、手間が多い商品をわざわざ進んで取扱う必要はなかったからです。ネットで企画を立てても、それを企画料として請求する仕組みもありませんでした。

この問題はずっと続いていますし、今後も続くでしょう。コミッションからフィーへと言いますが、アイディアや企画、情報に課金するということがいかに難しいかは当事者が一番よく分かっているはずです。

外資系ではそれがある程度進んでいますが、十分な収益を生み出していません。それ以外のものに、今までとは違う形でうまく課金できたプレーヤーが生き残るのではないかと思います。

以上、国内の話題が多くなりましたが、次回以降は海外との比較、海外事情について多く触れていきたいと思います。

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