2010年6月26日土曜日

日本から見た海外広告市場(3)中国編


(写真は中国の外資系広告代理店から欧州系飲料会社に転職した、いわゆる『中国ニューリッチ』な夫妻と私) 

中国での広告ビジネスは不透明であったり、分かりにくかったりすることが多く、日本人からすると非常に戸惑います。ただ、彼らには彼らなりの経済的な必然性があり、意図的に何かこちらが都合が悪くなるようにやっているわけではないことも多いのです。

例えば、中国では広告に関する支払いのトラブルが多いようです。インフレといこともあり、大手のテレビ局が前金で支払うだけで20%引きになる(!)というようなこともあります。このように、きちんとメカニズムを理解していればトラブルも最小限になります。

また、現地の人自体がいい加減かというと、決してそんなことはありません。最初は日本側との利害や慣習の違いからいい加減であるかのように思えますが、信頼関係を築いて彼らの行動特性を理解すれば、本当によくしてくれます。本当に正確な情報というのはお互いがお互いの背景まで理解(広告市場など)していないと、得られないものです。

写真は私と家族が昨年中国広州に行った時のものですが、会社の所属がみんなバラバラになっても、人間関係や仕事の関係は丁寧に維持しようとするのが彼らの特性です。SNSを使って、元同僚の誰が今どこでどんな仕事をしているか、全て把握しているのには驚いたものです。

このような人間関係は一朝一夕にはできません。日本同様、一緒に仕事をして、汗を流してやはりできるものなのです。

0 コメント:

コメントを投稿