仕事の成果は追求するものの、決して自分のスタッフや代理店を面と向かって否定するようなことがなかったのです。
提案ですから、どうしてもいいものもそうでないものも出てきます。
しかし、その方はいつでも「それはなかなかいいアイディアだ。でもこういう方向でもうちょっと考えたらもっとよくなるのではないか?」という形のフィードバックでした。
決して頭ごなしに「こんな提案はダメだ」とかそういう言い方はしませんでした。
こういう言われ方をすると言われたほうももっとよい提案にしようという意欲が沸いてきますし、メンツも保てます。
結局は大変な思いをして次のプレゼンに臨むのですが、単純に否定されたり、競争させられて提案するより、結果的にいいものができていたと思います。
こういう仕事の進め方というのは言うことはできても実際にはなかなかできるものではありません。ましてや外国人相手にということになると、難しいものです。こういうところが一流のグローバル企業の経営幹部層と、日本の違いなのかもしれません。
(もちろん、日本にもいろいろな意味で優秀な方はいらっしゃいますし、海外でもひどい人は沢山いますが。)
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